Jupyter Notebookをはてなブログに貼り付ける方法
普段、簡単なPythonスクリプトの実行確認やPythonの機能の確認を行うのにJupyter Notebookが便利なので良く利用しているのですが、その内容をそのままブログにアップできたらいいなぁと思って、ネットで探していたところ。こんな情報がありました。
Jupyter Notebookの公開方法
ソースコードを簡単に共有しよう! Gistからの貼り付けに対応しました
どうもGitHubのGistを使うと簡単にできるらしい、ということで早速試してみました。
GistへのJupyter Notebook ファイルの登録
すでに、GitHubには登録してありますので、Gistページを開くとこんな感じに。
この下のボックスにJupyter Notebookファイルをドラッグ&ドロップすれば簡単に張り付きます。
そして、右下にあるCreate public gist
ボタンを押すとgistへの登録完了です。
はてなブログへのGistの登録
次に、登録したGistのはてなブログへ投稿ですが、非常に簡単です。はてなブログの編集サイドバーにGist貼り付け
機能を追加します。その機能を選択すると既に登録済みのGistが表示されますので、後は貼り付けたい位置で貼り付けたいGistを選択するだけです。非常に簡単ですよね。びっくりしました。 Gitをわざわざブログへのアップのためには、使う必要がなくなりました。
参考までに、登録したGistを以下に表示しておきます。
Gitの覚え書き
GitHubにJupyter Notebookを簡単にアップロードできるかと思っていたら、世の中そう簡単にはいかないものですね。 Gitというバージョン管理アプリケーションを導入しないといけないことに加えて、操作や概念が分かりにくく、非常に取っ付きにくい。 私は、まずは、Udemyの無料講座 Udemy:はじめてのGitとGitHubにお世話になりました。その他、 概念については、こちらが非常に良くまとまっているかと思いますので、参考にしてください。
以下に、Gitでよく使う操作について、自分の覚え書きとして簡単にまとめました。
Gitリポジトリの新規設定
$ git init
この「git init」コマンドはGitリポジトリを新たに設定するコマンドです。カレントディレクトリをGitリポジトリに変換します。
ファイルの作成/変更/削除をGitのインデックスに追加
$ git add filename.txt
Gitでは、Gitの管理下に置かれた、みなさんが実際に作業をしているディレクトリのことを ワークツリーと呼びます。
そして、Gitではリポジトリとワークツリーの間にはインデックスというものが存在しています。インデックスとは、リポジトリにコミットする準備をするための場所のことです。
サルでもわかるGit入門
このgit add
コマンドは、作成/変更/削除したファイルを、コミットする前にこのインデックスに登録するものです。
変更結果をローカルリポジトリにコミット
$ git commit -m "add new file"
次に、git commit
コマンドを用いてインデックスに追加されたファイルをコミットします。
コミットとは、ファイルやディレクトリの追加や変更をリポジトリに記録する操作のことです。
ファイルの状況を確認
$ git status
このコマンドにより、ワークツリーやインデックスの状態について表示することができます。
リモートリポジトリの追加/削除
$ git remote add origin https://github.com//repositoryname.git
リモートリポジトリの追加は、上記のように追加したいリポジトリを指定し、コマンドを実行するだけです。
既に、リモートリポジトリを追加している場合には、fatal: remote origin already exists.
とTerminalに表示されます。
$ git remote rm origin
逆にこのコマンドを入力すれば、リモートリポジトリを削除できます。ただし、ローカルリポジトリのディレクトリを既に削除してしまっている場合は、GitHubのリモートリポジトリのSettingsタブの一番下のDanger ZoneにDelete this repositoryボタンがあるので、そのボタンを押すことで削除できます。
コミットした変更をプッシュしてリモートリポジトリに反映
$ git push origin master
このコマンドにより、ローカルリポジトリの変更を、GitHub上にあるリモートリポジトリに反映させることができます。その歳に、GitHubのユーザ名とパスワードを尋ねられますので入力してください。
ユーザー名とメールアドレスについては予め以下のコマンドを実行しておくことができます。
$ git config --global user.name "username" $ git config --global user.email useremail@email.com
ワークツリー/インデックスからファイルを削除
$ git rm [--cached] filename
このコマンドにより、ワークツリー及びインデックスからファイルを削除することができます。[]内に記載のcached
はオプションで、これをつけるとインデックスのみ削除し、ファイルは残すことができます。
ディレクトリ下のファイルをまとめて削除
$ git rm -r [--cached] directryname
ディレクトリ下のファイルをまと舞えて削除したい場合には、r
オプションとともに、ディレクトリ名を指定すれば、ワークツリー及びインデックスから削除することができます。これもcached
オプションを付けることで、インデックスのみから削除することも可能です。
終わりに
参考になったでしょうか。今回の整理は以上ですが、今後も研究が必要かと思っていますので、随時更新していければと思っています。
Markdown記法〜チートシート
はてなブログのMarkdown記法について、纏めてみました。このMarkdown は、Atomエディタ、BoostnoteやInkdrop等のメモ帳でも利用できますが、アプリよっては多少挙動が異なるようですので、利用にあたっては注意が必要です。
■見出し
# 見出し(h1) ## 見出し(h2) ### 見出し(h3) #### 見出(h4) ##### 見出し(h5) ###### 見出し(h6)
見出し (h1)
見出し (h2)
見出し (h3)
見出し (h4)
見出し (h5)
見出し (h6)
■箇条書き(リスト)
* リスト1 * リスト1.1 * リスト1.2 * リスト2
- リスト1
- リスト1.1
- リスト1.2
- リスト2
■番号付リスト
1. リスト1 1. リスト1.1 1. リスト1.2 1. リスト2
- リスト1
- リスト1.1
- リスト1.2
- リスト2
はてなブログのMarkdown記法では、上記のように3文字スペースを空けると、箇条書きの中に新たに1から始まる箇条書きが作成できます。
■チェックリスト
* [ ] チェックリスト1 * [ ] チェックリスト2
- [ ] チェックリスト1
- [ ] チェックリスト2
はてなブログでは、どうやらチェックボックスは使えないみたい。Atom、Boostnote、Inkdropでは使えますね。
■表組み
|タイトル1|タイトル2|タイトル3| |:--|:-:|--:| |左詰め|中央揃え|右揃え| |Hoge|Fuga|Piyo|
タイトル1 | タイトル2 | タイトル3 |
---|---|---|
左詰め | 中央揃え | 右揃え |
Hoge | Fuga | Piyo |
■引用
> これは引用です。 (←複数行の引用にはここにスペース2文字が必要) > 複数行の引用が可能です。 >> 入れ子の引用もできます。
これは引用です。
複数行の引用が可能です。入れ子の引用もできます。
■httpへのリンク
[HatenaBlog](http://hatenablog.com/)
■脚注
これは本文です。[^1] [^1]: こちらが通常の脚注です。
これは本文です。1
ただし、はてなブログのMarkdown記法では、はてな記法の脚注の記載方法も併用できます。
これは本文です((ここに「はてなブログ」脚注を書きます))
これは本文です*1
所感
どうでしたか。Markdownは使う環境により、多少癖があるようで、注意が必要だと分かりました。ブログ記事はMarkdown記法を中心に考えていきたいと考えていますので、今後とも研究していきたいと思います。
-
こちらが通常の脚注です。 ↩
Django覚え書き
本記事は、Djangoを使ってWebアプリケーションを作成するに当たっての基本動作を纏めました。暫く使っていないとすぐに忘れてしまうので、自分自身の覚え書きとして記述したものです。今後、充実させていきたいと思っています。
condaを利用してDjangoの仮想環境を作る
$ conda create --name myEnv django
仮想環境を立ち上げる(macの場合)
$ source activate myEnv
仮想環境を終了する(macの場合)
$ source deactivate myEnv
mysiteというDjangoプロジェクト(フォルダ等)を作成する
$ django-admin startproject mysite
pollsというDjangoアプリケーションを作成する
$ python manage.py startapp polls
Djangoプロジェクトを動作させる
$ python manage.py runserver
Djangoのモデルをデータベースに反映する
$ python manage.py migrate
Djangoのモデルに行った変更をマイグレーションに反映する
$ python manage.py makemigrations appname
migrate
やmigrations
の概念については、こちらのドキュメンテーションに書かれています。
https://docs.djangoproject.com/ja/2.0/topics/migrations/
Djangoそのものを理解するためには、こちらのサイトが初心者向けとしては良く書かれていると思いますので、ご参照ください。
Django Girls Tutorial
Django公式ドキュメンテーション(日本語)
ちなみに、本記事は、はてなブログのMarkdown記法を使って書いていますが、箇条書きの間の行間が、どうしても増やせません。もう少し研究が必要ですね。
はてな記法〜チートシート
前回、はてな記法でスクリプトをブログに記載する方法を書きましたが、今回はその他のはてな記法のうちよく使うものを簡単に纏めておきます。
■見出し
*見出し (h3相当) **小見出し (h4相当) ***小々見出し (h5相当)
見出し (h3相当)
小見出し (h4相当)
小々見出し (h5相当)
■箇条書き(リスト)
-リスト1 --リスト2 ---リスト3
- リスト1
- リスト2
- リスト3
- リスト2
■番号付箇条書き(リスト)
+ リスト1 ++ リスト1.1 +++ リスト1.1.1 +++ リスト1.1.2 ++ リスト1.2 + リスト2 ++ リスト2.1
- リスト1
- リスト1.1
- リスト1.1.1
- リスト1.1.2
- リスト1.2
- リスト1.1
- リスト2
- リスト2.1
■表組み
|*メソッド|*DataFrame|*Series|*対象| |*apply|*○|*○|列または行| |*applymap|*○|*×|各要素| |*map|*×|*○|各要素|
メソッド | DataFrame | Series | 対象 |
---|---|---|---|
apply | ○ | ○ | 列または行 |
applymap | ○ | × | 各要素 |
map | × | ○ | 各要素 |
■引用
>> これは引用です。 <<
これは引用です。
■httpへのリンク
[http://www.hatena.ne.jp/] [http://www.hatena.ne.jp/:title=はてな]
*1:これは注釈です